大還暦(120歳)なんて夢.実際は,傘寿(80歳)がいいとこ?

今日はネガティブなnegiです.
最初に謝っておきます.ごめんなさい.

久しぶりに訪れた刈谷豊田総合病院.地元の人は,大病を患ったり,事故にあったりすると,ここに来ます.
かかりつけのお医者さんに紹介状を書いてもらい,より高度な医療を求めて訪れる場所です.

受付はなんと朝7:30から始まります.
こんな早い時間なのに,多くの患者さんとその付き添いの方であふれています.

その多くがご高齢の方です.車椅子の方,杖をつかれた方….
対応される医療従事者の方々のご苦労にも頭が下がります.傍目から見ても,その大変さが伝わってきます.

フィジカルAIがどう進化しても,支える人間の必要性はなくならないし,その苦労は依然として残る気がします.
少子高齢化が加速する日本,あと数十年もしたらどうなっているのか.考えるのも恐ろしいです.

診ていただいたドクターは非常に若い方でした.
うちの長男ぐらいかなと思います.

患者でありながら,先生を応援したくなります.
と同時に,普段から「120まで生きる!」とほざいている自分がどうよ,と少し恥ずかしくなりました.

厚かましい.図々しい.……ちょっと違うかな.
どう表現したらいいのか難しいのですが,若い世代に支えられているのだという謙虚な気持ちを忘れないようにしないといけない,ということです.

本気で大還暦(120歳)を迎えられるなんて思っていません.

これを書いてしまうと元も子もないのですが,120まで生きると言い聞かせることで,還暦後の自分を鼓舞しようとしている,というのが本音です.
実際のところ,80歳の「傘寿(さんじゅ)」あたりがいいところでしょう.

最新のデータによると,日本人男性の平均寿命は81歳,平均健康寿命は72歳です.
この差である「不健康な期間」が約9年.

昔読んだ本を一冊紹介させてください.

数学者の森毅(もり つよし)先生の書いた本に『人生20年説』という名著があります.
サブタイトルには『人は一生に4回生まれ変わる』と添えられています.

森先生のエッセイはどれも皮肉が効いていて面白く,若い頃のnegiは夢中になって何冊も買い求めたものです.
人生20年説というのは,人生をざっくり20年ごとに区切って,そのスパンで目標を立て,やりがいを持って輝いていこうということです.

「この道一筋60年」のような職人精神を美徳とする従来の価値観を,森先生はやんわりと否定されました.
同じことをずっと続けるよりも,20年単位で3回全く違うことに挑戦する方がずっと面白いじゃないか,と.

当時の日本社会には「1つのことを黙々とやり遂げるのが美徳」という風潮が強かったため,学生だったnegiにはとても新鮮で魅力的な考え方に思えました.

ちなみに,数学の世界にはノーベル賞がありません.

最高峰の権威とされるのは「フィールズ賞」ですが,これには「40歳未満」という厳しい年齢制限が存在します.

大変な名誉である一方,受賞後に40歳を過ぎても同じテーマにしがみついていると,周囲から軽く見られてしまう風潮すらあるそうです.
だからこそ,一流のフィールズ賞学者ほど受賞後は全く異なる分野へと舵を切ります.

東大理学部数学科を出て京大教授を務められた森先生も,人文系の同僚たちから「1つのアイデアで研究を続けられるのはせいぜい20年」という話を聞いていたそうです.

negi自身,この森先生の説に感化され,還暦後に20年をあと3回まわしてみようと意気込んできました.
私なりのサブタイトルをつけるなら『人は一生に6回生まれ変わる』です.

けれど,現実はそう甘くはないはずです.
提唱者である森先生ご自身も82歳で亡くなられ,文字通り「4回の人生」を全うされました.

人類の最長寿記録とされるフランス人女性の122歳には様々な異説がありますし,イオン創業者の小嶋千鶴子さんも106歳で旅立たれました.
そう考えると,negiごときが「大還暦(120歳)まで生きる」などと軽々しく口にするのは,あまりにおこがましいと言わざるを得ません.

尊敬する心身ともにご立派な先輩方が70代で亡くなられることもあれば,1966年生まれの同級生の中にも,すでに先立ちとなった友がいます.
negiのは,還暦を迎えて間もなく亡くなりました.
そして今,私自身が父の逝った年齢に近づきつつあります.

幸いにも,今回の総合病院での検査結果は深刻なものではありませんでした.
しかし,これを良い機会として,もう少し地に足の着いた現実を見つめ直したいと思ったのです.

とりあえず,目標は古希(70歳)です.
(いきなりトーンダウン;笑)

日本人の平均健康寿命である72歳までは,とにかく元気で過ごしたい.まずはそこからです.
そして無事に4回目の人生の節目である傘寿(80歳)を迎えることができたなら,そのときに初めて,5回目の20年に向けた計画を立てようと思います.

と,一気に現実モードになってしまいましたが,そうはいってもは語りたいですよね.

言わせてください(笑)

ただでさえ人口の少ない1966年(昭和41年)生まれの,我々丙午世代
前後の年と比べて,およそ50万人も少ない我々の中から,1人でもいいから誰かが大還暦(120歳)を迎えてほしい.

一際少ない「丙午生まれ」が,長寿世界記録を更新する.
そんな未来,ちょっと痛快じゃありませんか?

めざせ,「最後の丙午」

ありがとう,丙午に生まれたこと! 
最後の丙午をめざして,negiも歩くよ.

■本日の記録
・イオンモール –
・ – コース × – 周
 (所要時間: – 時間 – 分 – 秒)
・8,352歩
 (イオンウォーキング含む1日の合計)
・ピクミンブルーム進捗
 Lv103 累計歩数:12,267,945歩