
三重県は,イオンの前身であるジャスコ,そしてそのルーツとなる岡田屋の創業の地です.
まさにイオンゆかりの聖地とも言えるエリアで,県内には数多くのイオンモールが点在しています.
その数,なんと6つ!
地域の人口規模を考えても,かなり多い印象です.
negiはすでにそのうち5店舗を訪れており,本日いよいよ最後の1つ「イオンモール東員」へ向かいました.
所在地は,三重県北部に位置する員弁郡(いなべぐん)東員町(とういんちょう)です.
名古屋市への通勤圏としても知られる,とても落ち着いた街並みの中にあります.
モールは3階建てで,ウォーキングコースも全フロアを歩くように設計されています.
スタート地点とゴール地点が同じ場所に設定されているのは,周回ウォーカーとして非常に嬉しいポイントです.
ただし,コース設定は初見だと少しだけトリッキーかもしれません.
完全に1周しないまま階を上がり,残りは下りるときに歩くという仕様で,最初はマップを見ながらでないと少し戸惑います.
1,400mのコースを6周し,無事にウォーキングを完了しました.
これで,三重県のコースは完全制覇です.
明和,四日市北,桑名,鈴鹿,津南,そして東員.
すべて歩いたという,静かな達成感が胸に広がりました.
さて,このモールの近くには「パラミタミュージアム」という美術館があります.
パラミタという名前は,般若心経の『波羅蜜多』に由来しています.
ここは,イオン創業者のひとり,小嶋千鶴子さんが創設した私立美術館です.
池田満寿夫氏の陶彫「般若心経シリーズ」や,千鶴子さんの夫で洋画家の小嶋三郎一氏の作品などが大切に収蔵されています.
実はnegi,昔にこの場所を訪れたことがありました.
しかし,当時はまだイオンモールでのウォーキング習慣もなく,イオンの歩んできた歴史についても深く知りませんでした.
ですから,その時は小嶋さんのことも全く知らず,「年をとられてから陶芸を始めた元気なおばあちゃん」というくらいの認識でした.
失礼にもほどがありますね(笑)
イオンを歩くようになってから,小嶋さんや弟・岡田卓也さん(イオン共同創業者)の本を読むようになりました.
そうして千鶴子さんの凄さを知った今,改めて来館しました.
館内に足を踏み入れると,前に訪れたときの記憶が,少しずつ蘇ってきました.
「般若心経シリーズ」の陶芸作品にも見覚えがあります.
最初に訪れた当時,小嶋さんはまだご健在でした.
その後,2022年に老衰のため106歳でその天寿を全うされたそうです.
丙午世代のみなさん,小嶋さんはイオン(当時ジャスコ)の経営第一線から退かれたあと,70代から陶芸を始め,3,000個を作るという目標を85歳で達成したそうです.
人生の先輩の姿に,背中を強く押されるような元気が湧いてきますね.
私たちは今年で還暦(60歳)を迎える世代ですが,挑戦を始めるのに遅すぎるということはなさそうです.
大還暦(120歳)を迎えるまでの折り返し地点,残された時間はまだまだたっぷりある,と考えましょう.
自分の人生を最後まで愛し,楽しみ尽くした人こそが,きっと「最後の丙午」と呼ばれるのでしょう.
2086年のその日に,私たちの中の誰かが笑顔で生き残っていることを願ってやみません.
ミュージアムのショップで,1冊の本を買い求めました.
小嶋千鶴子さんご本人がお書きになった『あしあと』という書籍です.
普段は電子書籍やオーディオブックを活用することが多いのですが,今日ばかりは手に温もりを感じられる「紙の本」でじっくりと読み進めたいと思いました.
イオンゆかりの三重の地を歩き,創業者の熱い思いが詰まった美術館を訪ね,直筆サイン(印刷)の入った本を手にする.
イオンウォーカーとして活動するnegiにとって,これ以上なく濃密で充実した1日となりました.
ありがとう,イオンモール東員とパラミタミュージアム!
イオン創業者の小嶋千鶴子さん,素敵な人生だったよ.
■本日の記録
・イオンモール東員
・1,400mコース × 6周
(所要時間:1時間44分14秒)
・18,027歩
(イオンウォーキング含む1日の合計)
・ピクミンブルーム進捗
Lv103 累計歩数:12,237,367歩

