愛知県芸術劇場にて「さよなら銀河鉄道999」シネマ・コンサートを鑑賞.池田昌子さんを偲んで(還暦まであと17日)

声優・池田昌子さんが,今年3月にお亡くなりになりました.
「銀河鉄道999」のメーテル役として,多くのファンに愛された方です.

その池田さんを偲ぶ「シネマ・コンサート」が,本日,愛知県芸術劇場で開催されました.
negiも妻と2人で出かけてきました.

シネマ・コンサートとは,映画のセリフや効果音はそのままに,劇中に流れる音楽をフルオーケストラが生演奏するという,何とも贅沢なエンターテインメントです.

negiはこのシネマ・コンサートという形式が好きで,機会があると足を運びます.
ハリー・ポッターなどの実写映画はもちろん,アニメ映画も好んで聴きに(観に)行きます.

特に松本零士先生の作品は,丙午世代としては思い出深く,過去に2回鑑賞しています.

最初は2021年5月,東京国際フォーラムで開催された「銀河鉄道999」です.
1979年に公開された劇場版第1作目を,大迫力のオーケストラで再び味わうことができました.

2回目は2025年2月,愛知県芸術劇場で同じ第1作目を鑑賞しました.
指揮はどちらも同じ栗田博文さんですが,東京フィルと中部フィルでオケが違うので,聴き比べを楽しみました.

エンディングでは,ゴダイゴのタケカワユキヒデさんが,主題歌「銀河鉄道999」をオケをバックに熱唱してくださいました.

このときは,公演終了後に松本零士さんの追悼映像が流れました.
松本さんが栗田さんとタケカワさんと笑顔で向き合う,東京公演のときの様子でした.

壇上でそれを眺めていたタケカワさんが,少し涙ぐんでいるようにも見えました.
1階席の最前列だったため,その表情まではっきり見ることができました.

そして,3回目の鑑賞となる本日は「さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-」です.
1981年公開の劇場版第2作目が,オーケストラで蘇ります.

指揮はいつもの栗田さん,あの立派な白髪にもすっかり見覚えがあります.
毎回感心させられるのですが,スクリーンの映像とオケのタイミングを合わせる技術は本当に見事です.

この形式のコンサートは,スクリーンとオーケストラの両方に意識を向けるため,鑑賞にはなかなかの集中力が要ります.
negiはどちらかというと,オーケストラの方に意識を集中させました.

映画自体はすでに何度も観ていて,公開当時の中学生の時はもちろん,その後もIMAX上映や周年記念上映で映画館に足を運んできました.
DVDや動画配信でも何十回と視聴しています.

そのため,今日のメインはあくまで「生演奏の音楽」です.

終着駅に向かうシーンなど,長めの音楽が流れるパートでは,スクリーンの周りに光がきらめく特殊効果もありました.
視覚と聴覚が刺激され,コンサートホール全体が素晴らしい盛り上がりを見せます.

映画に収録されている原曲とは,少し違うアレンジのように聴こえた部分もあり,とても新鮮に感じました.

指揮の栗田さんの「もっと,もっと!」という手の動きに合わせて,オケがだんだん大音響になっていく様子は,生演奏ならではの醍醐味でした.

演奏の前後で流れた,メーテル(池田昌子さん)と鉄郎(野沢雅子さん)の掛け合いによるナレーションは,おそらく昨年の松本先生追悼公演のときと同じ音源が使われていたと思われます.

池田さんの演じるメーテルが,「松本先生は星の海に旅立たれたのよ」といった偲ぶ言葉を述べていたのですが,まさかそのわずか1年後に,池田さん自身を偲ぶ公演を観ることになるとは……

とても切ないです.

「ダブルまさこ」が演じる鉄郎とメーテルのラストシーンは,永遠に語り継がれる名場面です.
野沢雅子さんには,これからもどうか長生きしていただきたいと心から願っています.

我々丙午生まれが,13歳と15歳のときに公開された2作の「999」の映画.
そこには,私たちの中学生時代の思い出がぎっしりと詰まっています.

今日コンサートホールを訪れていたお客さんも,やはり同世代の方が大半でした.
きっと皆さんも,それぞれの少年少女時代を重ね合わせながらスクリーンを見つめていたのだと思います.

この素晴らしい映画を創り上げてくださった方々も,年を重ねられました.
車掌役の肝付兼太さんも,すでに故人となられました.

そして,映画を彩る音楽を担当された青木望先生も,今年旅立たれました.
青木先生の作曲されたあの美しく切ない音楽がなければ,この映画は絶対に成立していなかったでしょう.
今日,その音楽を中部フィルの素晴らしい演奏で聴くことができて,本当に幸せです.

「銀河鉄道999」の根底にあるテーマは「限りある命」です.
映画が公開された1979年当時,私と同じようにこの作品に魅了された中学生たちも,もうすぐ還暦を迎えます.

限りあるからこそ美しい残りの人生を,これからも大事に生きていきたいものです.

ありがとう,池田昌子さん! 
メーテルは,丙午の少年の日の心の中にいた青春の幻影だよ.

■本日の記録
・イオンモール東浦
・1,132mコース × 7周
 (所要時間:1時間23分31秒)
・22,518歩
 (イオンウォーキング含む1日の合計)
・ピクミンブルーム進捗
 Lv102 累計歩数:11,310,029歩