小学生の頃の大切な漫画本が,名古屋市美術館に飾られていた(還暦まであと45日)

昨年,東京・六本木の森タワーで開催されていた「松本零士展」.
行きたいと思いながら,タイミングが合わず見送りました.

それが,巡回展として今,名古屋で開催中です.
さっそく会場である名古屋市美術館へ行ってきました.

松本零士さんが亡くなられたのは,3年前のこと.
まだ,それほど昔ではありません.

でも,美術館の特別展として原画が展示されるのを目にすると,松本先生もいよいよ「歴史上の人物」のような,少し遠い存在になってしまった気がします.

negiの感覚では,手塚治虫先生や水木しげる先生は,最初から「あちら側」の歴史的な偉人でした.
それに対して,松本零士先生はもっと身近で,リアルタイムの存在に感じていたのです.

代表作『銀河鉄道999』は,ちょうど小学校から中学校に上がる頃,『少年キング』に連載中でした.
negiも毎週,最新号をリアルタイムで追いかけていた一人です.

小学6年生のとき,単行本を教室に持ち込んだ友達がいました.
担任の先生に怒られるかと思いきや,先生も読み始めてしまいました.

そして後日,見守る同級生たちの前で,おっしゃった一言.
「で,メーテルって何者なの?」

どっと笑いが起き,「それがわかんないんだよ」と子どもたちが口々に見解を述べ始め,教室が大盛り上がりになりました.

あのときの教室の空気を,negiはなぜか今でも鮮明に覚えています.
漫画の話で先生と子どもたちが一緒に盛り上がる,なんとも昭和らしい時間でした.

テレビアニメも初回放送の頃から,毎週欠かさず見ていました.
劇場版の映画も,封切り直後に長い列に並んで映画館に入りました.

同じ丙午生まれのみなさんなら,あの当時の日本中の熱狂ぶりをきっと覚えていらっしゃることと思います.

美術館を訪れていた方も,同世代くらいの人が多く,みなさん愛おしそうに当時を懐かしんでおられました.

展示の中でとりわけ目を惹いたのは,星野鉄郎がパスを手に入れて地球を旅立つ「第1話」の原画です.

お小遣いを貯めて全巻そろえたコミックス第1巻の冒頭シーン.
何十年もの間,自宅の本棚に大切に保管し,何度も読み返した「出発のバラード」です.

その本物の原画が今,立派な額縁に入れられて「美術館」に展示される日がくるとは思いもしませんでした.

還暦を目前にした自分が,それを一枚の尊い「美術作品」として観覧している姿.
あの頃,ただの娯楽として夢中で漫画本をめくっていた小学生の自分は,夢にも想像していなかったことでしょう.

ありがとう,松本零士展!
小学校のとき読んだ漫画本が,今や芸術作品だよ.

■本日の記録
・イオンモール東浦
・1,132mコース × 7周
 (所要時間:1時間30分52秒)
・21,559歩
 (イオンウォーキング含む1日の合計)
・ピクミンブルーム進捗
 Lv101 累計歩数:10,764,889歩