丙午18歳,山本矩一郎先生の思い出(還暦まであと345日)

予備校の広い教室の遥か彼方でマイクを握り,手品のように数学の問題を解いていく先生.

「競争に弱い丙午っ子」——我々は,人生の節目節目でそう言われてきました.
まるで,今の30歳前後の人たちが「ゆとり世代」と呼ばれてきたように.

「それって,私たちのせい?」
勝手にレッテル貼らないでいただきたい.

そんな丙午生まれが大学受験を迎えたのが1985年.
講習会か何かで訪れた,代々木ゼミナール名古屋校の最上階.

壁を取り払ってワンフロアまるごと1教室にした会場で,数百人が一度に授業を受けていた記憶があります.
後方に座る人の中には,オペラグラスを覗きながら板書をとる人もいました.

教壇に立っていた数学教師こそが,山本矩一郎(のりいちろう)先生.
月刊誌「大学への数学」の編集長を20年も務め,自ら執筆して誌面の大半を埋めていたという伝説の先生です.

先日,私と同じ丙午生まれの「大学への数学」(1966年7月号)を手放しました.
大切にしていたお宝でしたが,ピクミンと記念写真を撮って,さようなら.
断捨離を決行し,身軽になって還暦を迎えたいと考えています.

長年愛読していた「山本の〜」シリーズも例外にはできません.
今日,写真に収めましたので,近々手放す予定です.

1985年は昭和60年.
私たち丙午世代はこの年に大学を受験し,数年後には多くが学生生活を終え,そして昭和も終わりました.

丙午っ子18歳(当時)も,来年には還暦です.
一緒に大学をめざした同志のみなさん,気持ちは若く,いつまでも18歳でいましょう.

めざせ,「最後の丙午」!

■本日の記録
・イオンモール東浦
・1,132mコース × 7周
 (所要時間:1時間20分6秒)
・14,495歩
 (イオンウォーキング含む1日の合計)
・ピクミンブルーム進捗
 Lv87 累計歩数:5,950,790歩